ハローワークで求人を探す

ハローワークと民間企業の求人サービスの違い

ハローワークは国の行うサービスであり、理念上、憲法で定められた求職者の「職業選択の自由」と事業主の「採用の自由」(雇用主がどのようなひとをどのような条件で採用するかは自由とする法律)が原則です。そのため、求職者がたとえ求人として「適格でない」場合でも、職業紹介を拒否することはありません。その結果ハローワークが求人・求職の橋渡しのみを行い、両者の利益が必ずしも合致しない場合も発生します。一方、民間企業の行う求人サービスの場合は、求職者の希望にそうかどうかではなく、事業主にとって仕事上プラスになる「適格な人材」しか斡旋することはなく、「適格でない」と判断された場合には、除外されます。この現実も認識しておく必要があるでしょう。