ハローワークで求人を探す

ハローワークで職探しのコツ

ハローワークに行くと、まず求職申込書に記入し求人登録することが必須です。給与、職種、業種、前職、労働条件などをもれなく書き込みます。その際に重要な点は職務経歴と持っているスキル、免許、資格、経験なども詳しく書き込むことです。事業主側からの求人条件にあえば、すぐ何件かの仕事案件がみつかることがあります。ハローワークで記入の仕方が示されていますが、求職申し込み書はすべてコンピュータ処理されるので、しっかり丁寧に書くことが必要となります。求職申込書が受理されると、「ハローワークカード」が発行され、次回からこのカードを提出して求職活動をすることになります。

 

求人情報は、おもにコンピュータのデータベースでの検索により進めていきます。検索の流れは、性別、年齢、正社員かアルバイトかなどを選択し、賃金や仕事場所など希望の条件を入力して検索を絞っていきます。何件かのヒットがあれば、その詳細を開き情報収集がスムーズに進みます。しかし地域や条件によってはヒット件数が少ない、ないしゼロになる場合もあります。データベースは全国の地域を網羅していますので、仕事場所や地域を限定せず、広げて検索することもコツです。

 

求人は毎日更新されています。一度検索がヒットしなくとも、何度も通うことで仕事が見つかることもあります。また賃金や休暇条件、業種など希望条件をゆるくすることで、ヒット件数が一気に増えることもあります。根気よく検索することも大事なコツです。

 

希望の職種には「職業分類番号」がついています。職種がはっきりしている場合は絞込みがしやすくなります。業種には「産業分類番号」がついており、このふたつが明確になればさらに詳細な情報収集が可能になります。データベースをひとりで検索することが主な職探し作業となりますが、「職業分類番号」や「産業分類番号」など分からないことがある場合には、ハローワークの専門職員に質問することで簡単にヒントが見いだせることもあります。

積極的な窓口職員との相談もコツです。

 

ハローワークはインターネットサービスも行っています。「ハローワークインターネットサービス」です。2008年8月1日現在の求人総数は469786件。民間企業の行っている求人情報より求人数は多く、ハローワークの求職申し込み登録をしないでも、検索することが可能です。ネットサービスと民間企業の求人サービスを併用して活用することで、より効率的な求職活動が可能になります。