ハローワークで求人を探す

ハローワークを使う利点

民間による求人情報提供サービスに対し、ハローワークは厚生労働省による公共サービスのため、国民の職業確保安定のためにさまざまなサービスを提供しています。

 

そのひとつに、公共賃貸住宅紹介サービスがあります。就職、転職、失業にともない、現住所からの通勤が困難な方や、離職のため住居を移動せざるを得ない方のために、公共の賃貸住宅が全国47都道府県に約1500件設置されています。先着順で入居可能、敷金二か月分のみ、礼金手数料はかかりません。2Kから3DKまで、ライフスタイルにかなう形で、住居選択が可能です。正式にこの賃貸住宅は財団法人雇用振興協会運営の「雇用促進住宅」といいます。入居申し込みにはハローワーク登録者のみならず、ハローワーク以外の紹介などによる就職者も含み、一定の条件を満たせば誰でもこのサービスを利用することができます。

 

再就職の促進をはかり、自己能力とスキルをアップするために必要な教育訓練費を給付してくれるサービスがあります。上限がありますが、一定額の支給をしてくれます。正式には「教育訓練給付制度」といいます。たとえば、こんな講座があげられます。情報処理技術者資格、簿記検定、訪問介護員、社会保険労務士資格など。各ハローワークの「厚生労働大臣指定教育訓練講座一覧」に給付対象の講座がすべてリストアップされています。

 

障がい者を専門にした職員による求職活動のきめ細かい援助もあります。求職申し込みから就職後のアフターケアーまで一貫したヘルプ、さまざまな障がいに見あった職を開拓、面接の同行までサービスを行っています。障がい者に限定した求人の取り扱いもあります。また障がい者対象の就職面接会も実施。ハローワークと密接に連携した「地域障害者職業センター」も設置されており、障がいに配慮した求職活動のカウンセリングサービスもあります。